証券会社からお金や売買に必要な株式を借りて行う取引です。借りたお金や株式は一定の期限内に返却する必要があり、期限を越えて取引を続けることはできません。また、信用取引では、現金や株式を担保として証券会社に預けて、担保の約3.3倍の株式の取引が可能です。
信用取引の流れ
信用取引で株式を買い付けたときは借り入れた買い付け代金を、売り付けた時はその株式を、それぞれの期日までに証券会社に返さなければなりません。決済の期日は制度信用取引では・新規買建又は・新規売建をした日から応当日となります。一般信用取引では原則無期限となりますが、合併や株式分割により期日が設定される場合があります。次に決済方法ですが2つの方法があります。1.差金決済・新規買建をした場合は転売を・新規売建をした場合は買戻しを行うと言うように反対取引を行った上うえ、売り代金から買い代金を差し引いた差金を証券会社と精算することにより決済を行います。その際差金から金利や手数料等売買に関わる費用も差し引かれます。2.現物決済・買建玉(かいたてぎょく)売建玉に対して反対の取引を行わず、現金又は株式を証券会社へ差し入れることにより決済を行います。買建玉には顧客が買い付け代金を支払い株式を引き取る現引きを、また売建玉に対しては顧客が保有する同一、同数量の株式を差し入れ、売却代金を受け取る現渡しを行います。金利や手数料等の費用はそれぞれの代金に含めます。
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